JR元町駅より徒歩8分の歯科医院
一般歯科と矯正歯科では必要な資格は同じです。つまり歯科医師の資格があれば、矯正歯科医と名乗ることができます。矯正歯科について特別に学んでいない歯科医師でも矯正歯科の診療を始めることが可能です。
日本矯正歯科学会では患者様が一定の技術を受けることができる基準の一つとして日本矯正歯科学会認定医・日本矯正歯科学会専門医制度をつくりました。資格がないと経験や技術があるかないかを見分けるのが難しいと思われる患者様には一つの参考材料になるかと思います。もちろん資格が全てではありませんので、資格がない歯科医師でも素晴らしい技術を持っている方はいらっしゃいます。問題はどうやって見分けるかが重要です。
日本矯正歯科学会専門医・日本矯正歯科学会指導医・日本矯正歯科学会認定医は日本矯正歯科学会の認定委員会によって知識・経験に基づき認定されています。
日本矯正歯科学会には従来、日本矯正歯科学会認定医・日本矯正歯科学会指導医の資格がありました。より高度な技術や経験が必要とされる資格制度として2006年より日本矯正歯科学会専門医という資格認定を始めました。日本矯正歯科学会認定医に求められる条件に比べると経験値や様々な症例に対する治療経験など知識や技術が求められる資格となっています。
日本矯正歯科学会専門医に認定されるには、以下のような条件があります。
日本矯正歯科学会は表側からの矯正についてですが、日本舌側矯正歯科学会は歯の裏側から治療する舌側矯正の資格制度になります。舌側矯正は表側からの矯正とは違った技術や経験が必要となります。表側からの矯正が上手い=舌側矯正も上手いにはなりません。日本舌側矯正歯科学会の認定制度は、舌側矯正治療を行う際の医院選びの一つの基準として参考になるかと思います。